2015年11月30日月曜日

大正時代の雑学本にみるストームグラスの作り方

 1年ほど前に作ったオイルランプのストームグラス。ガラス製の燃え口の部分にコルクの栓をしただけですが、溶液が揮発したりすることなくしっかりと密閉されているようです。








ガラス管を封管するまでもなく、このコルク栓の密閉度はかなりしっかりしているみたいです。


大正時代の雑学本にも、ガラスパイプの上下にコルク栓をしてストームグラスを作成する方法の記述があります。
ストームグラスや天気管といった呼称は出てきません。


梅旭斎天八師編 奇術伝法秘術の奥の手(1917)

(梅旭斎天八の名前は、松旭斎天一(プリンセス天功の師匠のそのまた師匠の師匠)をもじったのか?)


[科学応用の天気予報法]とのタイトルで

材料は、

  • 樟脳 10g
  • 硝石 5g
  • 塩化アンモニウム 5g
  • エタノール(90%) 150g
  • 蒸留水 45g

を混ぜ、ろ過したものを、直径2センチ長さ50センチのガラス管に入れ両端にコルク栓をする。


また、溶液の変化と天気との関係は、

  • 透明な時

 快晴、晴れ

  • 底辺に決勝がある時

 空気が濃密(霜が多い)

  • もうもうとしている時

 雨

  • もうもう且つ星状の時

 雷雨

  • 溶液に塊となっている時

 淡雪(降雪)

  • 溶液の上部に糸状の線がある時

 風

  • 小点が現れる時

 湿気が多い(霧)

  • 塊が駅の上部へ移動して止まる時

 空気の上層で風

  • 晴天の日、小星が現れる時

 12日以内に降雪

  • 冬季、結晶が上層にある時

 寒気強し

であるとしています。


この時代にも、興味をもってストームグラスを自作した方が結構いたのかもしれません。


国立国会図書館 近代デジタルライブラリーより、秘術の奥の手 奇術伝法
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/921117

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